マーケチームのSEO教育で、 問い合わせ件数が2倍以上に。

「法令点検未実施のない世界を創る」をミッションに掲げ、
消防設備の点検を行う株式会社スマテン(以下、スマテン)。
マーケティングチームにSEOのノウハウを教え、問い合わせ件数は2倍以上にUP。
今回のインタビューでは、スマテンにて取締役COOを務める冨澤直紀様に、
ご依頼のきっかけやDeCoAとの取り組みの成果について伺いました。
災害から見えた消防設備点検の課題と、安心安全な町づくりを目指して。
―― DeCoAとの取り組みを始めたきっかけは何でしたか?
それがお取り組みの一番のきっかけでしたよね。
東日本大震災は津波の印象が強いと思うんですが、
町は火事で燃えていました。
本来使えるはずの非常用発電機やスプリンクラーが、
点検をしていなかったために作動せず、
消火活動ができなかったそうです。
「車検」は法律で定められていて、
ほとんどの方は実施しているはずですが、
建物の車検である「消防設備点検」は、
実施率が50%を切っています。
災害を通して消防設備点検の重要性と実施率の低さを知り、
その重要性を全国的に広げていきたいと強く感じました。
そこから太陽光発電などいろいろな会社を経て、
「消防設備点検の会社を作ろう、まずは名古屋から安心安全な町を作ろう」という思いが、スマテンの始まりです。
スマテンさんのSEOのご相談を受けました。
自社のマーケチームでのSEO対策が伸び悩んでいて、
問い合わせ件数が半年くらい横ばいでした。
2倍には伸ばせる自信があったのでシミュレーションを出して、それならやってみたいですとなったのがきっかけです。
SEOのナレッジ蓄積と、問い合わせ件数の倍増。
―― DeCoAとの取り組み内容や、DeCoAとの取り組みを通じて得られた良い変化を教えてください。
「当時のマーケ担当者にナレッジを教えて、冨澤さん自身もレポーティングできるくらいまで教えてほしい」
というのが依頼だったので、まず半年教え込みつつ結果も出していきましょうという形でスタートしました。
そこからどんどん伸びて、3ヶ月目には「このままいったら半年の目標を4ヶ月で達成できる」という状況でした。
そんなときに制作会社がミスを起こして、成果が導入前よりも落ちてしまったんですが、2か月で元に戻してくれました。
振り返りなどはスマテンさん側で行えるようになりました。

質の担保に必要不可欠な、マーケターの力。
―― 今後の取り組みや、DeCoAに期待していることは何でしょうか?
新しいツールの導入を行い、その結果がどうなるかを待っているところです。
サイトを訪れたユーザーに対して何を訴求すればよいのか、
問い合わせにつなげるために何が必要だろうか、
などを日々考えています。
施策の量が増えてきて、次に質をどう担保するかとなった際には、
絶対DeCoAさんのマーケターとしての力が必要になると思っています。